こんにちは！
毎日の送迎、週末のビデオ撮影、夜は一緒に自主練、そして戦術の勉強…。
あなたは、誰よりも子供のために時間と情熱を使っている、素晴らしい親御さんです。
でも、ふと、こんな風に感じることはありませんか？
「あれ？ なぜか子供が楽しそうじゃないな」
「練習ではできるのに、なぜか本番になると体が固まって動けないな」
もし、心当たりがあるなら、少しだけ耳の痛い話をさせてください。
実は、そのあなたの『献身』こそが、お子さんの判断力を奪う最大のブレーキになっているかもしれないのです。
怒鳴り散らす親よりも、タチが悪い『善良なる才能クラッシャー』。
かつて私もそうでした。
良かれと思ってやったことが、長男の笑顔を奪い、思考を停止させていた時期がありました。
（父親として葛藤していた際の記事はこちらからお読みいただけます）
今日は、そんな私の失敗談も踏まえながら、子供の才能を再び爆発させるための「物理的な距離の取り方」と、親子の関係を救うための具体的な解決策についてお話しします。
それではどうぞ！
あなたは当てはまる？「隠れプレッシャー」チェックリスト
「まさか自分が子供を潰しているなんて…」
そう思いますよね。私もそうでした。「俺は子供を応援しているだけだ」と。
でも、子供の心は敏感です。
言葉にしなくても、親の「圧」を感じ取っています。
まずは、以下の項目にいくつ当てはまるか、チェックしてみてください。
「指示待ち」を作ってしまう親の共通点
- □ 良かれと思って「次はこう動け」「そこはパスだ」と、答えを先回りして教えてしまう。
- □ 子供がミスをした瞬間、つい「あぁ…」とため息をついたり、無言で真顔になったりする。
- □ 練習帰り、「あそこはもっとこうすべきだった」と、すぐに反省会を始めてしまう。
- □ 子供がプレー中、頻繁にベンチや観客席（あなたの方）をチラチラ見る。
いかがでしたか？
もし1つでも当てはまるなら、要注意です。
特に危険なのは、「怒鳴ってはいないけど、態度で正解を強要している」ケース。
これらを感じ取った子供は、
無意識のうちに「ボール」や「相手」ではなく、「親の顔色」を見てプレーするようになります。
「パパに怒られないプレー」
「パパが喜ぶプレー」
それが最優先事項になった瞬間、その子の自由な発想や、ワクワクするような意外性は、死んでしまうのです。
「親の指導」が逆効果になるメカニズム
「でも、まだ小学生だし、親が教えてあげないと上手くならないでしょ？」
そう思うかもしれません。
しかし、特に低学年〜中学年において、親（特に父親）によるマンツーマン指導は、諸刃の剣なんです。
（練習を宿題にしてしまい反省した時の記事はこちら）
親子練習は「逃げ場のない密室」になる可能性がある
チームを辞めて親と練習する、あるいはチーム練習の後に親と特訓する。
親子だからこそ、子供には「甘え」が出ます。
「疲れた」「やりたくない」「遊びたい」とダラける。
それを見た親は、「お前のために時間を作ってるのに！」とイライラする。
結局、練習は技術の向上ではなく、お互いの感情のぶつけ合いで終わってしまう…。
もちろん、家庭ごとに事情は全く違います。
子供の現在の立ち位置や背景もバラバラで、何が正解かも家庭によって変わります。
技術的なサポートについて完全に否定するつもりはありません。
ただし、子供をよく観察し、その子に合った関わり方を選べないと、ほとんどの場合うまくいかないというのも事実です。（上達するための親の関わり方についての記事はこちら）
親として心に留めておきたいのは、
親自身の承認欲求や自己実現欲が、気付かないうちに子供へ強く作用してしまうことがあるという点です。
（親の自己実現欲が与える影響について書いた記事はこちら）
私はそれを身をもって痛感しています。
多くの才能は「放置」された時間に育つ
そして、歴史上の名選手たちを思い出してください。彼らは皆、親に手取り足取り教わったから上手くなったのではありません。
大人の目が届かない路地裏や公園で、一人で壁に向かい、一人でボールと遊び、
「自分だけの世界」に没頭した時間が、彼らの創造性を育んだのです。
環境は違っていても、本質は同じ。
要するに、「実験 → 実証 → 反省 → 修正」を自分で回せる選手になれるかどうか。
だからこそ、今お子さんに本当に必要なのは、
親による“手厚い指導”とは限りません。
子供が自分の世界に没頭できる時間を確保してあげること。
その環境が、主体性や創造性を育てる土台になるのだと思います。
そんな視点を、ぜひ頭の片隅に置いてみてください。
親の愛を「物理的な環境」に変換せよ（解決策）
「関わり方」を変えてみることもおすすめです。
たとえば、親が “直接教えるコーチ” から、
子供が伸びやすい環境を整える “スポンサー” へと役割をシフトするイメージです。
つまり、親が教え込むのではなく、
「教える」を手放して、代わりに“道具（教材）”に任せる という発想です。
「教える」のをやめて「第三者」に任せる
親が離れるのは不安かもしれません。
「変な癖がつくんじゃないか」
「サボるんじゃないか」。
だからこそ、
「正しく練習できる、質の高いガイド」を導入します。
それが、あの「ぱんだ兄弟」さんが作った、買い切り型トレーニングプログラム「ワンプッシュ」です。
▼「ワンプッシュ」の詳細はこちら▼
なぜ、これが「隠れクラッシャー」脱却の鍵になるのか？
子供が勝手に上手くなる「見守り」の技術
この教材を渡したら、親がやるべきことは、
「パパ、見て！できた！」
子供がそう言ってきた時に、顔を上げて、「おお！すげぇじゃん！」と驚いてあげてください。
上達し、自信が付いていくと、子供は初めて「自分の意志」でボールを触り始めます。
それまでは、全力で褒めてあげましょう。
「ワンプッシュ」というガイドを頼りに、
自分で考え、
自分で試し、
自分で習得していく。
お子さんが「指示待ち」から「自立した選手」へと変貌していくプロセスを楽しみましょう♪
まとめ：今日から「サポーター」に戻ろう
熱心な親御さんほど、子供のために何かしてあげたいと思うものです。
ですが、今の時期に本当に必要な関わりは、「手出し・口出し」ではなく、子供を信じて見守る時間を作ることかもしれません。
子供の力を信じるなら、一度 “指導を手放す” という選択をしてみてください。
親が少し離れるだけで、子供は驚くほど自分のペースで、主体的にボールと向き合い始めることも充分ありえます。
その環境づくりをサポートしてくれるのが、買い切り型トレーニングプログラム 「ワンプッシュ」 です。
これは単なる練習教材ではなく、
親が無理に教えなくても、子供が自分で取り組める仕組み を提供してくれるツールです。
9,800円の買い切りで、
親子ともにストレスなく、子供が自分の力で上達していく流れを作れるなら、十分価値のある投資だと思います
▼「ワンプッシュ」の詳細はこちら▼
ちなみに「ワンプッシュ」を紹介した記事も書いています。
（「ONEPUSH」についてご紹介している記事はこちら）
次回へ続く！
