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フランスが生んだドリブルの芸術家7傑!ジダン、プラティニ、カントナ…伝説の王様たちと新世代の才能に迫る!

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フランスが生んだドリブルの芸術家7傑!ジダン、プラティニ、カントナ…伝説の王様たちと新世代の才能に迫る!

こんにちは!

ヨーロッパのドリブラーを巡る旅、いよいよ今回が最終回!トリを飾るのは、ワールドカップで2度の優勝を誇り、多様な文化を背景に、いつの時代もワールドクラスのタレントを輩出し続けるサッカー大国、フランスが生んだ、華麗なるドリブルの芸術家たちです。

フランスのサッカーと聞いて、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?

アフリカ系の選手たちが持つ驚異的な身体能力と、ヨーロッパで培われた洗練された戦術眼、そして何よりもそれらが融合して生まれる、独創的でパワフル、かつテクニカルなドリブルを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

今回は、愛すべきフランスのドリブルマスターたちを厳選して7人、ご紹介させていただきます。

それではどうぞ!

ミシェル・プラティニ ~“将軍”。ピッチを支配した究極のゲームメーカー~

まず最初にご紹介するのは、80年代に「将軍」として世界最高の選手の名をほしいままにした、ミシェル・プラティニ選手です。

ユベントスとフランス代表で数々のタイトルを獲得し、バロンドールを3年連続で受賞した伝説中の伝説。彼のプレーは、まさにピッチ上の指揮官でした。

プラティニ選手のドリブルは、爆発的なスピードで相手を抜き去るタイプではありません。しかし、卓越したボールコントロールと、相手のプレスをいなすクレバーなボールキープは、まさに超一流。彼のドリブルは、常に次のプレー、つまり相手の急所を突くキラーパスや、正確無比なシュートへと繋がる「序曲」だったのです。彼のプレーを見ていると、サッカーがいかに「頭脳」を使うスポーツであるかを、改めて教えられますね。

エリック・カントナ ~“キング”。オールド・トラッフォードに君臨したカリスマ~

90年代、イングランドのマンチェスター・ユナイテッドに「キング」として君臨し、クラブの黄金時代の礎を築いたのが、エリック・カントナ選手です。

襟を立てたユニフォーム姿と、ピッチ上での圧倒的な存在感は、今も多くのファンの記憶に焼き付いています。

カントナ選手のドリブルは、力強さと繊細さ、そして予測不能な閃きが融合した、唯一無二のものでした。相手を見下ろすかのような威風堂々としたボールキープから、突如として繰り出す柔らかなタッチや大胆なループシュート。彼の周りだけ、空気が違いましたよね。ただ上手いだけではない、あのカリスマ性。DFもそのオーラに気圧されて、足が出せなくなるようでした。彼のプレーは、サッカーが技術だけでなく、メンタリティや哲学をも表現する場であることを示しています。

ジネディーヌ・ジダン ~“マエストロ”。ピッチに魔法をかけた史上最高のアーティスト~

「将軍」「キング」と続けば、次はこの方しかいません。監督としても輝かしい実績を残した、まさに「マエストロ(巨匠)」、ジネディーヌ・ジダンです。

彼のプレーは、サッカーというスポーツを芸術の域まで高めました。

ジダン選手のドリブルは、まるでボールが体の一部であるかのように、全く無駄のない動きで相手をいなしていくのが特徴。特に、あの代名詞とも言える「ルーレット(マルセイユ・ルーレット)」は、シンプルながらも究極に美しく、効果的でした。彼は、力や速さではなく、完璧なボールコントロールとボディバランス、そしてピッチ上の全てを把握する戦術眼で、ゲームを支配しました。彼のプレーは、見る者すべてに深い感動を与えましたね。

ティエリ・アンリ ~アーセナルの王様。異次元のスピードで左サイドを駆け抜けたストライカー~

アーセナルの「インビンシブルズ(無敗優勝)」の中心メンバーであり、フランス代表としてもワールドカップとEUROの二冠を達成した、ティエリ・アンリ選手。

彼はストライカーですが、その異次元のスピードと、大股で滑るようにボールを運ぶ独特のドリブルは、多くのDFを恐怖に陥れました。

アンリ選手のドリブルは、特に左サイドの広大なスペースでボールを持った時に、その威力を最大限に発揮しました。相手DFが追いつけないほどのスピードで縦に突破し、そこからファーサイドへ正確に流し込むシュートは、彼の代名詞。その姿は、まさにピッチを駆ける黒豹のようでした。彼のプレーは、スピードがいかに絶対的な武器となり得るかを、改めて教えてくれます。

フランク・リベリー ~バイエルンの“皇帝”。闘志あふれるドリブルでサイドを制圧した男~

ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンで長年「皇帝」として君臨し、アリエン・ロッベンと共に「ロッベリー」という最強の両翼を形成したのが、フランク・リベリー選手です。

彼のプレーは、卓越したテクニックと、フランス人らしい闘志あふれる魂のドリブルが魅力でした。

リベリー選手のドリブルは、細かいボールタッチと鋭い切り返しで相手を翻弄するスタイル。相手に体をぶつけられても倒れない強靭なフィジカルと、最後まで諦めないメンタリティも彼の大きな武器でした。そのプレースタイルは、多くのファンに愛されましたね。

キリアン・エムバペ ~現代サッカーの怪物。神速ドリブルで世界を席巻する若き王~

現代サッカーにおいて、最高の選手は誰かと聞かれたら、多くの人がこの男の名を挙げるでしょう。若くしてワールドカップを制覇し、パリ・サンジェルマンやレアル・マドリードでゴールを量産する「怪物」、キリアン・エムバペ選手です。

エムバペ選手のドリブルは、もはや説明不要かもしれませんね。信じられないほどの爆発的なスピードと、トップスピードの中でも全くブレないボールコントロールで、相手DFをいとも簡単に置き去りにします。そのプレーは、アンリ選手を彷彿とさせながらも、さらにパワフルで破壊力が増している印象です。彼のプレーを見ていると、サッカーの進化を感じずにはいられません。

ウスマン・デンベレ ~予測不能の両利きドリブラー。左右の翼でDFを混乱させる悪魔~

最後にご紹介するのは、バルセロナやパリ・サンジェルマンでプレーする、まさに「予測不能」という言葉がぴったりのウインガー、ウスマン・デンベレ選手です。

彼の最大の武器は、左右両方の足を同じように扱えること、そしてそこから繰り出される、どちらに来るか全く読めないドリブルです。

デンベレ選手のドリブルは、相手DFにとっては悪夢でしょう。右足で仕掛けてくると思えば左足で、左足でクロスを上げるかと思えば右足でシュートを打ってくる。その両利きならではのプレーは、DFの対応を非常に困難にします。彼のプレーは、ドリブラーにとって、両足を扱えることがいかに大きなアドバンテージになるかを示しています。

まとめ

さて、今回はサッカー大国フランスが生んだ、華麗なるドリブルの芸術家たちを、時代を超えたレジェンドも交えて7名ご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

将軍プラティニ、キング・カントナ、マエストロ・ジダンという伝説の王様たち
そして、アンリ、リベリー、エムバペ、デンベレといった、それぞれが強烈な個性を放つアタッカーたち

彼らのプレースタイルは実に多彩ですが、その根底にはフランスという国の持つ多様な文化が生み出した、驚異的な身体能力と洗練されたテクニック、そして「レ・ブルー」としての誇りが共通して流れているように感じます。これだけの才能が揃うと、もう壮観の一言ですね。

パパサカ
パパサカ

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆さんの心にも、トリコロールのように、自由、平等、そして友愛の精神が宿りますように!

次回へ続く!

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