サッカーを愛し、その深淵なるテクニックの虜となっている皆さん、こんにちは!
いやはや、前回の「ブラジル産ドリブラー10選」の記事をご紹介しましたが、
まだまだご紹介し足りない!
ということで…
そうなんです、ブラジルという国は、あまりにも多くの「ドリブルの魔術師」たちを生み出してきたものですから、とてもじゃないけれど10人やそこらでは語り尽くせない!そこで今回は私自身が「この選手たちのドリブルは、どうしても語っておかねば!」と疼いていた想いを込めて、「続・ブラジルのドリブラー厳選5傑」をお届けしたいと思います!
この記事を読めば、きっと皆さんのブラジルサッカーへの愛がさらに深まり、「やっぱりサッカーは、個の輝きがあってこそ面白い!」と、改めて感じていただけることでしょう。
それでは、魅惑のブラジリアン・ドリブルの世界、第二幕の開幕です!
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デニウソン ~元祖“ドリブルキング”!左足一本で世界を魅了したシザースの魔術師~
まず最初にご紹介するのは、この選手をおいて「ブラジルの技巧派ドリブラー」は語れないでしょう!
「元祖ドリブルキング」の一人、デニウソン選手です!90年代後半から2000年代初頭にかけて、その左足から繰り出されるトリッキーなドリブルで、世界中のサッカーファンを魅了しました。特にスペインのレアル・ベティスでのプレーは、今でも鮮明に覚えていますよ。(ちなみに私はホアキン様派♪)
デニウソン選手のドリブルといえば、やはりワールドカップでの残り時間わずかな状況で投入されてからの「鬼キープ」のイメージがあります。相手DFを翻弄するその動きは、まさに芸術の域でした。彼は決してスピードだけに頼るのではなく、相手の重心の逆を突くタイミング、そしてボールを隠す技術が抜群に上手かった。
ロビーニョ ~“ペレ2世”と騒がれた神童!刹那の輝きと魔法のステップで世界を虜にした王子様~
かつて「ペレの後継者」「神童」と世界中の注目を集めた、あのロビーニョ選手です!
サントスでの鮮烈なデビュー、そしてレアル・マドリードへの移籍。彼のプレー、特に若い頃のあの切れ味鋭いドリブルと、観る者をワクワクさせる独特のボールタッチ、そして遊び心満載のフェイントは、まさに天才のそれでした。 ロビーニョ選手のドリブルといえば、高速シザースはもちろん、自転車を漕ぐような細かいステップの「ペダラーダ」、相手を嘲笑うかのようなトリッキーなヒールリフトなど、とにかく多彩で予測不能。ボールを持った彼が次に何をするのか、DFも観客も固唾をのんで見守ったものです。そのプレーは、ブラジルサッカーの持つ「楽しさ」「自由さ」そのものでしたね。
ドウグラス・コスタ ~爆速の切り裂き魔!サイドを蹂躙したガラスのスピードスター~
次にご紹介するのは、その圧倒的なスピードと切れ味鋭いドリブルで、サイドをズタズタに切り裂いたアタッカー、ドウグラス・コスタ選手です。シャフタール・ドネツクで頭角を現し、バイエルン・ミュンヘンやユベントスといったビッグクラブでもその名を轟かせましたね。
ドウグラス・コスタ選手のドリブルは、まさに「静から動への爆発力」。一瞬の加速で相手を置き去りにし、深い位置までえぐってからのクロス、あるいは得意のカットインからの強烈なシュートは、DFにとって悪夢以外の何物でもありませんでした。彼のドリブルは、見ているこちらが「おおっ!」と声を上げてしまうような爽快感がありました。何より、テクニックに裏打ちされたひらめきで魅せるプレーがたまりません。大好き!
ヴィニシウス・ジュニオール ~白い巨人を舞う黒き稲妻!世界最高峰の爆裂ドリブラー~
さあ、ここからは現代サッカーの最前線で躍動する才能たちです!まずは、レアル・マドリードの左サイドに君臨する「黒き稲妻」、ヴィニシウス・ジュニオール選手!彼のドリブルは、もはや説明不要かもしれませんね。爆発的なスピード、変幻自在のテクニック、そして何よりもゴールへ向かう強烈な推進力。まさに世界最高峰のドリブラーの一人と言えるでしょう。
ヴィニシウス選手のドリブルの凄みは、相手DFが何人いようとも、臆することなく果敢に仕掛け続けるそのメンタリティ。そして、トップスピードの中でもボールコントロールが全く乱れない驚異的な技術です。DFからすれば、彼が次に何をしてくるのか、ボールをどちらに運ぶのか、全く予測がつかないでしょう。
若い頃はフィニッシュの精度に課題があると言われた時期もありましたが、今や決定力も兼ね備え、手がつけられない存在へと進化しました。彼のプレーを見ていると、ブラジルのドリブル文化が、現代サッカーの戦術の中でいかに強力な武器となり得るかを改めて感じさせてくれます。
サヴィーニョ(サヴィオ・モレイラ・デ・オリヴェイラ) ~未来のセレソンを担う左足の宝石!ジローナを照らした超新星~
そして最後にご紹介するのは、私がいま最も注目している若手ブラジリアンの一人、サヴィーニョこと、サヴィオ・モレイラ・デ・オリヴェイラ選手です!マンチェスター・シティグループに籍を置き、スペインのジローナでその才能を爆発させた、まさに「左足の宝石」と呼ぶにふさわしい超新星ドリブラー。
サヴィーニョ選手のドリブルは、とにかく見ていて楽しい!ブラジル人らしい柔らかいボールタッチとリズム感、そして何よりも1対1での強さと大胆不敵な仕掛けが魅力です。左足から繰り出される鋭いカットインや、相手DFのタイミングを完全に外すフェイントは、まさに一級品。若いながらも物怖じしないそのプレースタイルは、近い将来、セレソン(ブラジル代表)の中心選手として活躍する姿を容易に想像させてくれます。
彼のプレーは、ブラジルのドリブルの伝統が、新しい世代にも確実に受け継がれていることを感じさせてくれて、本当に嬉しくなりますね。
まとめ
さて、今回は「続・ブラジルのドリブラー厳選5傑」と題して、
デニウソン、ドウグラス・コスタ、ロビーニョ、ヴィニシウス・ジュニオール、、そしてサヴィーニョという、新旧織り交ぜた5人の魔術師たちをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
それぞれの選手が、それぞれの時代で、それぞれのスタイルで、私たちサッカーファンを魅了し、そしてブラジルサッカーの奥深さ、楽しさを伝えてくれました。彼らのプレーを見ていると、やっぱり「ドリブルって最高だな!」「サッカーって自由でいいんだ!」そんな気持ちにさせてくれますよね。
いやぁ、それにしても、ブラジルのドリブラーの話は本当に尽きません!
きっと、この記事を読んでいる皆さんの心の中にも、「あの選手も忘れないで!」「この若手も凄いぞ!」なんていう声が渦巻いているのではないでしょうか。そう、ブラジルのドリブルの泉は、決して枯れることがないのです。
これからも、皆さんと一緒に、世界中の素晴らしいドリブラーたちの探求の旅を続けていきたいと思っています。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

いやー、ブラジルの選手は、紹介しきれないくらい魅力的な選手が数多くいます♪
次回へ続く!