小学生サッカー育成ガチ編【第2話】:チームを移籍するべきタイミングとは
こんにちは!
前回は大人しかった長男が、”ガチ勢になったきっかけのお話”をご紹介しました。前回の話はこちら♪
今回は、我が家にとって“ちょっと苦い思い出”となったお話。
「チームを移籍することになったコーチとの出来事」について綴っていきます。
読者の皆さんの中にも、
と、悩んでいるご家庭もあるのではないでしょうか?
本記事では、長男が実際に移籍を経験したからこそ見えてきた“小学年代のチーム移籍のリアル”を、
親目線でお届けします。
それではどうぞ!

笑顔が消えたときが”サイン”かも…【チーム移籍】を決断したリアルな瞬間
早いもので長男も3年生になりました。
この年代から徐々に大会なんかも増えていき、応援する側の保護者もより楽しくなっていきます。

この時、あれだけ差があったチームメイトとの能力差も少しずつ縮まって、
それなりに活躍できるようになってきました。チームメイトに太刀打ちできなかった時の記事はこちら♪
特に、当時のチームメイトは低学年ながら”大人なサッカー”をする子がほとんどで、
唯一、”ドリブルを得意とする長男”の特徴が良い意味でアクセントとなり、
チームで「必要とされてる感」を実感できるようになってきました。
長男=ドリブル
こんな認識が少しずつ浸透していき、「サッカーを楽しめる空気」がようやく整ってきた頃…
チームから「担当コーチが変更になる」との連絡が。
そしてこの“新しいコーチ”との出会いをきっかけに、
順調だった長男のサッカーが、まるで音を立てるように崩れ始めたのです。
【我が家の体験談】新コーチ就任で感じた違和感。移籍を考え始めた瞬間とは?
新コーチは、少し恨みもあるので、ポゼモドキ小林としますw

一見ポゼッション、実態は“単純に後ろで回す横パス”。
”縦パス皆無”。
「お気に入りのFWに決めさせたい!」
”ポゼモドキ小林”です。
このコーチ、最初はとても優しくて、子どもたちにも穏やかに接していました。
保護者の私たちも「この人なら大丈夫そう」と、すっかり信頼してしまったんです。
でもしばらくすると、少しずつ違和感を感じ始めました。

感情が高ぶると、口調が荒くなる。しかもそれが「子どものため」ではなく、
“自分の思い通りにいかないと”態度や言葉が変わるタイプ”だということが、
観察しているうちに見えてきました。

そして、次第に長男の笑顔が消えていく事に…

当時のチームは、いわゆる「ポゼッションサッカー」のような、ボールを保持しながら主導権を握るスタイルを掲げていました。
しかし実体は、“ポゼッションしてる風”で、実は「ただ後ろで回してるだけ」ってヤツ!
ボールを持ってる時間が長いから一見“主導権を握ってる”ように見えるけど、
縦に行けない、崩せない、リスクは背負わない……
This is ポゼッションmodoki!!
いや、ホント…“ただの横パス大会”になってたら、それはもう哲学じゃなくて”作業”やで…!w

しかも当時、まだ小学3年生。
そんな時期に、「ドリブル好きな長男の個性」をゴリゴリに押さえつけるような指導をされてもね…
そりゃ残念感、にじみますよ。
もちろん、チーム方針があるのは理解してます。
でもその実態、ただの“ポゼッションもどき”だったんですよw

おっと…私の感情も入りすぎちゃいましたw
チーム方針は理解しますが
ただ、その中にも子どもたちの“ひらめき”とか“冒険”を受け止める「余白」くらいは、ちょっとくらいあってもよかったなと思います。
コーチ自身の「自己実現欲」が強くなりすぎると、だいたいロクなことにならないんですよね。
まぁ、それって親にもけっこう当てはまるんですけどね…

そんなわけで、新コーチが就任してしばらく経った頃。
「つまんなかった…」が、毎週の口ぐせになっていました。

私も、それとなく声をかけてみました。

自分のやりたいプレー、貫いてみようよ!
それでも評価されないなら、また考えたら良いんじゃない?
とはいえ、小学3年生の子どもが、大人の指導方針に逆らうなんて、なかなか無茶な話です。
正直こっちも、「これ、親が言っていいやつなのか?」ってモヤモヤしながら、答えのない道をウロウロしてました。
移籍を決めた本当の理由とは
ところで、読者のみなさん
「子どもがチームを移籍する理由」って、何だと思いますか?
いろんな理由がありますよね。
でもね、うちの場合もそうだったんですけど、
どれも正直“きっかけ”であって、本当の理由はもっとシンプルじゃないですか?
【本当の理由】は、たったひとつ。
「このままじゃ、サッカーを楽しめなくなるかもしれない」

最終的にここに行きつくはずです。
練習に向かう前の浮かない顔。
帰ってきたときの沈黙。
そんな日常の変化にふと気づいたとき、
「このままで大丈夫なんだろうか?」って、親なら思いますよね?
もちろん、簡単に移籍するのが良いとは思っていません。
でも…
“愛する子どもの笑顔が消えていくことほど、親にとってつらいことはない”

とはいえ、そんなにすぐに決断できるほど、割り切れる話でもなくて。
やっぱり「せっかくできた仲間と離れたくない…」
って気持ちは、長男の中にもありました。
それでもある日、長男が自分から言ってきたんです。

パパ…やっぱり俺、チーム辞めるわ…

そうか…よく言った!
…いや、まじで頑張ったな。
よし!楽しくやれるチーム、一緒に探そうな!
そのとき、「ああ、ようやく自分の中で覚悟を決めたんだな」って思いました。
まとめ:移籍は“逃げ”じゃない、“笑顔”を取り戻すための選択
子どもがチームを移籍する理由は人それぞれ。
でも、親として本当に悩むのは、「今の環境でこの子は笑顔でいられてるか?」という一点だと思います。
強いチームに行くことも、試合に出ることももちろん大事。
でも、それ以上に大切なのは、“自分のサッカー”を心から楽しめているかどうか。
長男の笑顔が消えかけたとき、私たちは移籍という選択肢を初めて真剣に考えました。
それは決して逃げじゃない。
“子どもがサッカーを好きでい続けるための、ひとつの道”だったと思っています。
これからも、息子のガチ勢化ストーリーは続いていきます。
同じように悩む親御さんのヒントになれたら嬉しいです。

次回は、移籍チームの選び方を私たちの経験談を交えてご紹介します♪
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