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サッカー小学生年代、上達のコツ【第38話】:スペースをみつける練習

親子で練習

サッカー小学生年代、上達のコツ【第38話】:スペースをみつける練習

こんにちは!

前回は、競争を取り入れながら楽しくアレンジした「8の字ドリブル」の記事をご紹介しました。

今回のテーマは「スペースを見つける」です。以前にスペースに運ぶドリブルの記事をご紹介しましたが、今回は、流動的に変わるスペースを見つけるためのポイントをお伝えします。

スペースを見つけるには、ボールを持っている時も、持っていない時も、次の2つが欠かせません。

  1. 顔を上げること
  2. 首を振り、周囲を確認すること

これらを習慣化することで、スペースの存在に気付きやすくなり、より効果的にプレーできるようになります。サッカーは状況が常に変化するスポーツです。動きながら視野を確保し、瞬時に判断する能力が、スペースを活用したプレーの鍵になります!

それではどうぞ!

低学年でも習得可能!スペースを見つける練習

スペースに運ぶドリブルは、サッカー歴が浅くても習得できる技術です。むしろ、低学年のうちに身につけることで、その後のサッカーがもっと楽しく、自由なプレーが可能になります!

この練習は、ドリブルだけでなくパスにも活きるため、プレーの幅を広げることができます。スペースを意識したプレーの第一歩として、ぜひお試しください。

ワンバウンドリフティング+足し算の練習方法

やり方

  1. リフティングを行うプレーヤーの周りに2人の出題者がランダムに配置されます。
  2. 出題者は、それぞれ好きな本数の指を立てます(まずは片手から)。
  3. リフティングをしながら、プレーヤーは出題者2人が立てた指の合計を素早く答えます。
  4. 正解したら、出題者の立ち位置や指の本数を変え、次の問題を出します。

ポイントとしては、リフティングをしながら周囲の出題者を探し、指の数を確認する必要があるため、自然と目線をボールから外し、状況把握を行う練習になります。足し算という異なる脳の働きを加えることで、プレー中の判断力視野の広さを養えます。

ステップアップの工夫

  • 両手を使う
    出題者は片手だけでなく、両手で指を立てます。合計数が大きくなるため、より難易度が上がります。
  • ノーバウンドで行う
    ワンバウンドリフティングから、難易度を上げてノーバウンドリフティングに挑戦します。
  • 計算の応用
    足し算以外にも、引き算や掛け算など、他の計算を取り入れて変化を加えます。

期待できる効果

  1. 首振りの習慣化
    リフティング中に目線を周囲に向ける練習が、試合中の「首振り」に繋がります。ボール保持中でも状況を把握する能力が向上します。
  2. 判断力の向上
    指の数を数えながら計算するというタスクは、試合中の瞬時の判断力やマルチタスク能力の向上に役立ちます。
  3. 集中力と柔軟な思考
    ボールコントロールと計算という異なる作業を同時に行うことで、集中力や柔軟な思考を鍛えられます。

まとめ

いかがでしたか?

複数人で行う場合は、ローテーションを取り入れると全員がバランスよく練習できます。余裕がある選手はノーバウンドで行ってみてください。初めは低い難易度から始め、慣れてきたら少しずつ課題を複雑にしていきましょう。

子供たちが「楽しい!」と感じるよう、遊び感覚を取り入れるのも効果的です。例としては、出題者がクルクル回ってみるとか… おふざけ要素は、親子練習において集中して効果的に練習を行うためにとても重要ですので、真面目にふざけましょうw

パパサカ
パパサカ

∖指導者やコーチにも、練習メニュー考案の参考になると評判♪/

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