サッカー小学生年代、上達のコツ【第8話(幼児編)】:子供にマウントとる怖いママにならないようにしよう
前回は、まっすぐドリブルについてご紹介しました。少しでも参考になったらとても嬉しいです。
さて、今回は幼児サッカー大会の時の話に少し戻ります。
この時、初めてお会いしたチームメイトのママさんと息子君のやり取りについて、私の感じたことなどをご紹介できたらと思います。
それではどうぞ!
サッカー:子供にマウントとる怖いママさん
大会は特にけが人などもなく順調に進み、やがてお昼休憩に入りました。
各家庭おいしそうなお弁当をこしらえて、午後の試合に備えエネルギー補給。ウマホ~ジュル(´,,•﹃ •,,`)ゴクッ
しかし、この年代は疲れ知らずですよね?食べ終わったそばから「キャッキャ♪キャッキャ♪」遊びはじめる声がちらほら聞こえてきます。
我が家の長男君も、例外なく遊びに夢中になるんですが、走るの大好き人間のため移動範囲が広くて…付き合うほうも大変よε-(;-ω-`A) フゥ…
あっち行ったり、こっち行ったり、マーとにかく忙しないこと。男子ってみんなそうよねー(*´-Д-)ハァ=3
すると、会場の奥の方に”小高い丘”を発見。よく見ると頂上まで階段が続いていて、子供の冒険心をくすぐる要素しかない”ヤバ谷園スポット”!
冒険好きの男子が行かない訳がなく、走って登って行ってしまいました。待ってくれー!<丶´Д`>ゲッソリ
必死についていき頂上に到着。周りを見渡すと、何やらチームメイトの子とママさんが深刻な様子で話し込んでいる。とっさに挨拶しようとしましたが、何やらただならぬ空気感を感じて躊躇してしまいました。そんな私たちの存在などおかまいなしに、ママさんは自身の息子君に”強烈なダメ出し”を喰らわせていました。
「なんで○○君は、○○できないの!?」
「パスなんてしないで自分で行きなさいっていつも言ってるでしょ!?」
「聞いてるの?お母さんの目を見なさい!」
「GKなんてしなくていいからって言ってるでしょ!」
逃がさんと言わんばかりに息子君の両肩をガシッとつかみ、至近距離で子供の目を見つめながら、上記のようなことを永遠と言ってました。
ヤ、ヤベー親いたーーーーー!ギャアァァァ━━(|||゚Д゚)━━!!!!!!
うわー…かわいそー…(||゚Д゚)ヒィィ-
超絶うなだれている息子くん…
こんな「絵に描いた様なひどい親、ホントにいるんだなー」と思いながら、ふと我が家の長男に視線を戻すと
「めっちゃ至近距離でガン見してるー!」((((;゚Д゚;;;)ノノ ヒェェェェー
こ、こら!こっち来なさい!
え?なんでー?
い、いいから!
はーい!
思わず逃げるように退散してしまいました。でも、う~ん…何でしょう。もしあの時、声をかけてあげられていたら何か変わったでしょうか?おそらく聞く耳持ちそうにないと思いますが、未だに心に引っ掛っています。だって、お子さんホントに上手だったんですよねー。
その後、小学生に上がるタイミングでこの親子はいなくなってしまいました…|•́ω•̀ )シュン
考えて見て下さい。幼児から上手な子なんて統計的に見ても圧倒的に少ないですよね?本来ならそれだけでも凄いはず。確かに、スポーツの世界は競争も激しく残酷です。でも、その領域に行けるかどうかも分からない時期に、結果を求めすぎるのは少々かわいそうかなと思います。
とはいえ気持ちは分かります。私も長男の応援に対して、失敗や後悔など星の数程ありますよそりゃw
この辺は後々ご紹介しますが、まず「楽しくできれば!」という思い自体必ずしも親全員が思っている訳ではありませんからね。クラブチームともなればこの時期から「我が子をプロにさせたい!」なんて方いっぱいいます。
でも何回も言いますが、幼児期はサッカーを好きになることが一番大事だと確信しています!
あ、この親子のその後気になりますか?
数年後に、別チームで対戦する機会があって分かったのですが実は、”ママさんがやってほしくなかったGKになってました”
考えさせられますよね?こんなことにならないよう、”プロの指導者”の手を借りるのも手かと思います。
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