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サッカー小学生年代、上達のコツ【第49話】:ボクサカ流「抜くダブルタッチ」

親子で練習

サッカー小学生年代、上達のコツ【第49話】:ボクサカ流「抜くダブルタッチ」

こんにちは!

前回は、スペースへドリブルできるようになった長男が、スクール練習でダブルタッチを教わったことをきっかけに、「近い間合いでのドリブルができれば、さらに自信につながるのでは?」と考え、「逃げるダブルタッチ」 の習得についてご紹介しました。

今回は、ダブルタッチへの探求心がさらに深まり、「抜くダブルタッチ」 に挑戦!より洗練されたテクニックを身につけるためのポイントをご紹介します。

それではどうぞ!

∖カトテクさん直伝!ダブルタッチマスターになろう♪/

ボクサカ流「抜くダブルタッチ」を習得する

「逃げるダブルタッチ」を習得した長男。

しかし、ダブルタッチはシンプルな技だからこそ奥が深い。
例えば、足の当てる場所によっても動きが変わるのをご存じでしょうか?

そこで今回は、私が独学で習得した「抜くダブルタッチ」を、長男と一緒に復習する感覚で練習することにしました。

相手の足が届く距離を計算しながらダブルタッチする

私達がやっていた「抜くダブルタッチ」のやり方は以下の通り

  • 右足のダブルタッチ:右足の 親指の付け根の下あたり(出っ張った骨の下) で、ボールを軽く引っ掛けるようにタッチする。
  • 上半身の使い方:同時に 肩を左側に開き、上半身の動きを利用して、より鋭い角度をつける。
  • 左足での調整:左足で進行方向の角度を微調整しながら、ボールを当てる。

下に貼り付けた イニエスタ選手のダブルタッチ の動画を参考に、動きのイメージを掴んでみてください。

Jリーグ公式チャンネル

このダブルタッチの特徴
動画を見てわかるように、今回のダブルタッチは 足元で行うダブルタッチとは異なり、ヒザを曲げるなどの予備動作が不要なため、相手のプレッシャーに対して 素早く反応できる のが大きなメリットです。

練習方法(右利きの場合)

まずはイージーモードで習得!

最初は 習得しやすいように、

DFが”止まった状態”
「足を横に伸ばすだけ」 or 足を開いた状態で待つ」

このようなシンプルな条件で練習します。
ゲームで例えるなら「イージーモード」に設定するイメージですね。

① プレーヤー側の動き
➡ DFの 右足に向かって 仕掛ける。

② DFの動き
足を伸ばすだけ(もしくは初めから足を広げた状態)

③ ダブルタッチの実践
DFが”伸ばした足を想定”しながら ダブルタッチを行う。

この方法で、タイミングや肩の入れ具合、ダブルタッチの角度 を微調整しながらトレーニングしていきます。

親も一緒に!楽しさ倍増!

当時、私はまだプレーヤーだったので、「お父さんにもやらせて?」と長男に相手をしてもらい、一緒に練習しましたが、決してプレーヤーじゃなくてもまったく問題ありません。

親子練習は、子どもと一緒に楽しく取り組むことで、コミュニケーションを深めながらサッカーの技術も伸ばせる、とっておきの時間です。

子供と一緒に試行錯誤しながら、楽しんで取り組みましょう♪
参考までに、こんな風に進めると親子で楽しく練習できます!

  • 上手くいったときは「今のいいね!」とポジティブに声かけ
  • 修正が必要な場合は「タイミングが…」「角度が…」と”一緒”に考える
  • 交互に挑戦すると「教えてる感」がなくなり、自然と楽しめる

また、当てる足のポイント も微調整しながら、お子さんなりの「抜くダブルタッチ」を見つけていきましょう!

親子で試行錯誤して得たスキルは、サッカーの技術だけでなく 何にも代えがたい子育ての思い出 になるはずです。ついでにあなた自身もスキルアップ!

楽しみながら練習してみてください!

空踏みからのダブルタッチ

次は、「空踏み」からの抜くダブルタッチ を練習します。この動きは メッシ選手で有名 ですね。

まずは、アウトサイドでボールをさらしながら仕掛ける方法 をご紹介します! ↓

当時、長男はカットインが得意で頻繁に使っていたため、その得意な動きをフェイントとして活用し、逆側に抜く手段のひとつとしてこの技術を習得しました。

やり方

  • 相手に対して、ダブルタッチする方の足に向かって仕掛ける
  • カットインをするタイミングで空踏み
  • 抜くダブルタッチで逆側へ突破

この動きのポイント

ダブルタッチする足に向かって仕掛ける理由は以下の通り

  • 相手の足に引っかからないようにするため
  • 空踏みの威力を増し、より相手を誘い込むため
  • 左右どちらにも抜ける状態を作り出すため

この動きが使いこなせると、カットインと見せかけて逆を取るプレーが可能になり、より突破の選択肢が広がります!また、下で紹介する軸足リードからの空踏みにも繋がげることが出来ます。

軸足リードで「抜くダブルタッチ」様々な状況で繰り出せるように

軸足リードは、サイドに張った状態で相手との距離感が近いときの駆け引きや、緩急(スピードの変化) をより活かすのに非常に有効です。

スペースが狭く相手との距離が近いためと思いますが、8人制のサッカーにおいて軸足リードの使う場面が多かった印象です。そのためサイドの選手は特に習得しておくと非常に役立つでしょう。もちろん他のポジションでも有効です。

ということで、下の動画の3分29秒辺りから↓

ぱんだ兄弟

相手が焦れて足を出してくる寸前の絶妙なタイミングを繰り返し練習して習得。

タイミング良くダブルタッチを繰り出せるようになるまでにはコツが必要です。繰り返し相手になってあげてコツを掴む時間ときっかけを作ってあげましょう。

ちなみに、パンダ兄弟さんは、「抜けるダブルタッチ」のクリニック動画を販売しています。クリニックは上級者にも好まれる足技師、「カトテク」さんが行っていて、これ1本でダブルタッチを習得できる内容になっているので、ダブルタッチをマスターしたい方におすすめです♪

∖詳細ページに動画の一部が無料公開されています♪/

まとめ

いかがでしたか?

ダブルタッチはシンプルな技ですが、さまざまな場面で応用が利くため、習得しておくと非常に便利です。上手い選手ほど、キレやタイミングの精度が違うので、改めて奥深い技術だと感じますね。

我が家では、まず フットサルの試合で私自身が実践し、習得した後 に、長男と一緒に試行錯誤しながら練習していくスタイルでした。しかしそんな苦労をしなくても、「ぱんだ兄弟」さんのようなクリニック動画 が当時あれば、もっと早く習得できたかもしれません。

まあ、それでも私にとって 長男と一緒に取り組んだ親子練習は、今やかけがえのない財産 になっていますが…えへへ(〃´∪`〃)ゞ

パパサカ
パパサカ
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