サッカー小学生年代、上達のコツ【第２３話】：父親の葛藤
こんにちは！
前回は、「ボールタッチ練習」について経験談を交えたお話をご紹介しました。厳しい環境でも楽しくサッカーをさせてあげたいという親心からだったんですが、自信を付けさせてあげるばかりか悲しませてしまうなんて馬鹿な親です…
さて、今回はその後のお話です。
それではどうぞ！
サッカーで苦しむ長男に自信を！父親の葛藤は続く…
「パパが見てると体が硬くなる」と言われた日
ボールタッチ練習を宿題にして、やらせるような練習をさせてしまった結果、親である私自身も苦しむことになるだけでした…
負の連鎖はまだ続きます…
長男が行きたくないチーム活動練習のある日、今までで一番やる気のなさそうな日がありました。いつも以上に遠慮がちで、どこか上の空…
練習後、長男に問う私。
具合でも悪かった？
別に…
その夜、妻から伝えられました。
パパさんちょっと良い？
どうしたというのかね？(ムスカ風に)
ふざけてないで聞け！
長男ちゃん、「パパが見てると体が硬くなる」って言ってるの。
え？…そ…そんなバカな…
でも…あの子を思って…
レベルの高いチームに身を置いてしまったことで、何とかしてあげようと考えすぎた結果、
”親”が一生懸命になりすぎてしまったようです。
「たかがサッカー」楽しめればそれで良いんですが、長男の場合、チーム活動が原因で苦しんでいたため、これを何とかしてあげようとした結果、まさか親自身が息子を苦しめてしまうとは…
長男の現状を変えてあげたい一心だったので、ショックでした。
「お腹が痛い」と練習に行けなくなった日
その後の”チーム活動”練習日。
長男が言いました。
お腹が痛い…練習行きたくない…
そっか…分かった、休んで良いよ。
ついに練習にすら行けなくなってしまった長男。ある程度予想はしていたものの、「このままではマズイ！」と危機感を持ちました。
「辞めさせちゃえばいいじゃん？」とお考えですか？
でも、長男は「サッカーが大好き」なのです。この時でさえ”辞めたい”とは一度も言わなかった。
最初の記事でご紹介しましたが、大人しめの長男が珍しく自分から「パパ？ぼくサッカーやりたい！」と申し出てきたこの”サッカー”という素晴らしいスポーツ。「嫌いにさせたくない！」という私の思いが重なり、そう簡単に辞めさせることなどできなかったんですよ。
どうしていいかわからなくなっていました…
サッカー小学生：ダメ親父号泣する！
ショックを引きずったまま、ある夜、子供が寝静まった後に”夫婦会議”が行われました。
子供たち寝たわよ♪
…オイ！聞いてる？
お、おー！ありがとう！妻よ！
何ぼーっとしてんの？ところでさー
「このままじゃ、あの子ダメにになっちゃうかもよ？」
えーーーーーーーー！？
まさしく号泣…
嗚咽するほどの号泣…
おっさんのマジな号泣…
キモいですか？ｗ
大好きだった祖母が亡くなった時くらい泣き散らかしましたｗ
サッカー小学生：父親の愛情と母親のフォロー
そんな恥ずかしいことがあった翌朝ですよ。
あ、オハヨ…
昨日、随分泣いてたねーｗニヤニヤ
でも、そんなに子供を思って一生懸命やってたんだーって思ってしばらく考えちゃった。母親の私でさえ、パパみたいに子供に対して出来るかなって思ってさ…
長男くんにも、あれだけ子供を思ってくれるパパいないよ？って伝えといた。
きょ、恐縮ですｗ でも、後で長男にはちゃんと謝るよ。
妻グッジョーーーブ！
でも、”悲しませてしまったのは事実”なので、後日、長男に面と向かって謝りました。
悲しませちゃってごめんな？パパ、長男くんに楽しくサッカーしてもらいたくてあの強い子達の中でも、自信持てたら楽しくなると思ってちょっと無理させすぎちゃったな？
うん！いいよ！
戦いゴッコしようぜ！？
戦…ん？
ど、どうして分かった！？○面ライダー！(切り替え早！)
行くぞ！オリャー！
ギャー！(何で？)
子供は戦いゴッコが好きで困りますｗ
号泣をきっかけに、私自身の行動も変わっていきます。
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