サッカー小学生年代、上達のコツ【第20話】:ドリブルで変なクセがついた!その1
こんにちは!
前回は、最強メンバーで挑んだ大会のお話をご紹介しました。上には上がいるというか、「長男が自信をつけるにはまだまだ長い道のりが待っていそうだ…」なんて思いましたなー…
今回は密かに特訓していた「まっすぐドリブル」や「ジグザグドリブル」の長男にどのような成果をもたらしたのか、その途中経過をご紹介します。
それではどうぞ!
スクール練習で発揮するはずのドリブル特訓で変なクセが…
テッテ♪テレレ♪テレレ♪テレレー♪(某奇妙な物語、ストーリーテラーのテーマ)
「え~、どうも読者の皆さん。案内人の”パパサカモリ”です。髪切った?w 大会後も、”長男のレベルに合わせた簡単な基礎練習”をなるべく楽しめるように工夫し、一緒に特訓してきたんですねー。徐々に形になってきたか?という段階で迎えた”スクール練習”なんですがー…」
「ここで、またまた予想もしなかった出来事が待ち構えていたのでーす…」
「まっすぐドリブル」でシュートに変なクセが…
スクールは1年~3年生まで合同です。長男は”1年生”。そのため、ボールに触る事ができるのは多くないものの、たまにボールを持つと、ドリブルで前に進める様になってきました。
よしよし、良い調子♪良い調子♪
長男は走ることが大好きなので、広いコートで自由に走れるだけで楽しかったのですが、さらにドリブルで徐々に運べるようになってきて、少しだけ”サッカー選手っぽく”なってきました♪
長男、いいねー♪運べるようになってきたなー!
エヘヘ!
よし!じゃー次はシュート練習しよー!
今までならフットサルと同等の小さいコートに、フットサルと同じ規格のゴールだったので”トーキック”で蹴っていましたが、この日は上級生と一緒にフルコートに本格的なサッカーゴール。
※トーキックとは足のつま先でボールを捉えるキックのこと。足を振りを小さく蹴れるためゴールキーパーが読みずらい、力が伝わりにくいため強いシュートに向かないなどの特徴があります。フットサルの様な狭いコートや、ゴールキーパーとの1対1などで有効。南米の選手が得意な印象です。
トーキックで届かない距離をどうするか…
コーチから”インステップキック”のレクチャーを受けいざシュート練習へ!
※インステップキックとは足の甲(インステップ部分)でボールの中心を捉えるキックのこと。強いシュートを打つときに主に用いられます。足の甲全体を使ってボールに当てることで、力がボールにしっかり伝わります。
順番に並んで自分の番が来るまで待ちます。上級生達がお手本とばかりに次々と蹴っていく!
「ドッ!」
さすが、上級生は気持ちの良い音で蹴りますなー!
そして、いよいよ長男の出番が回ってきました!
助走を取り、蹴り足を振りかぶって…
「ッカス!」
「ッカス?ん?」
失敗したんだろうか?まあ、最初は難しいよね。次!次!
「ッカス!」
「ッカス?ん?」
失敗したんだろうか?まあ、最初は難しいよね。次!次!
「ッカス!」
「ッカス?ん?」
失敗したんだろうか?まあ、最初は難しいよね。次!次!
「ッカス!」
ぅおーーーーーーい!?
ちゅ、注意深く観察します。
観察した結果、どうやら無意識にアウトサイドで蹴ろうとしていました。ボールに対してまっすぐ入り、アウトサイドで蹴ろうとするものだから「ッカス!」になっていた訳です…
何故だろう… あ!!
気付いちゃいました。
長男は「まっすぐドリブル」の時、確か”サッカーの神ジーコ様”と同じ”小指”で触っていたんです!通常であれば、中指や薬指側が多いと思うんですが、長男は”小指”で触っていたことに気付きました。※何故ジーコ様が出てくるかはこの記事をご覧ください。
触る部位が小指に近くなる程、”足首が内側に曲がる形になる”ので、きっとこれが原因に違いありません!
「何でー?めちゃくちゃ良い個性なのにー!」
これが数週間続き、さすがに気にし始めたのか練習の合間に壁に向かって蹴り始めました。
「ッカス!」
「ッカス!」
「ッカス!」
切なくなってきました…
「フム…助走を斜めから入ってみたら?」
「おー!良くなったやん!」
そんなやり取りをしていると、良コーチのアシスタントを務める”バイトコーチ”がやってきて
お父さん?サッカーやってたんですか?
フットサルやってましたー
僕らコーチ陣でも長男君の蹴り方をどう”矯正”するか話題になってるんスよー。親御さんはあまり口出さない方が良いッスよ?
はい!出ました!若い指導者さんにありがちー。初めから親をヤバい奴らとみなして敵視しているヤーツ。気持ちは分かりますが、そんな親ばかりではありませんよ!?失敬なw あとこっちはこっちで色々あって口出しとるんやで?
「しかも矯正だと!?ってか話題にしてるだけで教えてないやん!」
そんな、心の声はしまっておいて
「矯正ですかーw個性だと思っていますー」ペコリー
こんなこと言っといて、”バイトコーチ”瞬く間にいなくなりましたw
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個人にフォーカスして、一人一人ちゃんと教えてくれる指導者の方ってすごく少ないです。クラブチームのコーチは、指導する生徒が多いため見切れないというのがその理由だと思いますが、
現在は↓のように”YouTubeで有名な方が”オンラインで直接指導”してくれる時代!” 無料体験もできるのでおすすめです!長男の時にこういうサービスがあれば…クッ! こちらの記事でも詳しく紹介しています。っていうか楽しそー|•ω•。)”…ソォーッ♡
∖行動することでしか見えない景色がある!/
まとめ:子供の個性を大事にしよう!
サッカーに限らず、その子にしかない個性って絶対あると思うんです。上手い子はいくらでもいますが、コーチの言う通りに、手取り足取り教えてもらってある程度上手くなっても、似たような選手になってしまい面白くありません。自分がやってても他人が観てても面白い選手。「この子クセ強いけどなんか気になるんだよなー」このような選手の方が好きです。
長男で言えば、ジーコ様の「まっすぐドリブル」から学び、ボールタッチに独自性が加わりました。まだコツをつかめていませんが…
ともかくこのクセは、「今はまだ自分のものにできてないだけで絶対に良い個性になる!」と確信していた(したかっただけかも知れませんが…)ので
良い物持ってるんだから大丈夫デショ!キックは(コツを掴むまで)トーキックで良いんじゃない?
このように言ってあげました!すると長男が
うん!パパ?戦いゴッコしようぜ?
え?お…おう!(なんで今?)
「どうして分かった!?○面ライダー!」
フッ!バカめ行くぞ!
ギャーーーー!
「…なんで俺だけ…(ク○リンのマネ)」
DB好きな嫁爆笑w
男の子は戦い好きで困りますw
どうでしたか?次回へ続きます!