サッカー小学生年代、上達のコツ【第19話】:最強メンバーで大会へ挑む
こんにちは!
じつはこの後ある癖ができてしまうんですが、また後程…
長男にとって最難関の「ガツガツする練習」もちょっと変わった対策を考案しました。多分賛否あると思いますが乞うご期待!
今回は、最強メンバーで少し大きな規模の大会に招待されたお話をご紹介します。
それではどうぞ!
サッカー小学生低学年:大会に「最強メンバーで挑む!」果たしてその結果は…
課題が山積みの長男ですが、チームは何やら”大会に招待”された様子。毎年参加しているらしいのですが、未だ優勝を勝ち取った実績がないとの事。
ですが、今回は「最強メンバー」がいるので、チーム関係者の間で密かに期待されていたみたいです。
そんなことは露知らず、というか現状の私達には特に関係ないですが…試合で活躍する以前の段階ですからなー
開催地域周辺のチームを中心に、県外の強豪チームなどが混ざり、1年生にしてはかなり規模の大きな大会でした。クラブチームならではでしょうか?普通の少年団では1年生でここまで規模の大きな大会は中々ないと思います。軽く感動…
正直言って、活躍すること等全く期待しておらず、「楽しもうぜイエーイ」的なピクニックに行くようなテンションでした。
だってですよ?
今の長男にとっては、練習の方がキツイのです。大会や試合はいわば”息抜き”に近いイベント。それ程当時は、他選手とのレベルに差があったのですよ…
それに当時の長男は「試合は楽しいだよー。緊張?しないだよーw」
こんな子なので、例え何もできなくても笑顔でサッカーできるというだけで、親も観てて「楽しいだよー」なのですw
大会予選リーグ開始!
沢山のチームが集まり、”開会式”が始まりました。
「いやー公式大会じゃないのに本格的だなー…ワクワクすっぞ!何せ私達には”最強メンバー”がいるんだぜ?余裕っしょ!」
開会式が終わり、それぞれのチームがアップを始めました。中々の緊張感です…アップも終わる頃には予定時間がきて、いよいよ予選開始です!
あ、自慢の”おしゃれ応援椅子”を用意してっと(^^♪
暑い季節にも必須なヤーツ♪
さあ、予選1試合目。我が長男チームの”本当の実力”はいかに!
「ピー!」
試合開始!壁| ू• ̀ω•́ )✧ドキドキ
キックオフからいきなり”蹴川エグ男”くんのシュートが放たれました。
「ドゴッ!」
ものすごい音とともに名前通りエグイシュートが、なんとそのままゴールに突き刺さる!
「ゴーーーール!」
「え?…入った…だと?」
あっさり先制点が入っちゃいました…「キックオフゴール」と呼ぶらしい滅多に入らないシュート。この先も蹴川くんは持ち前のエグイキック力で「キックオフゴール」を量産します。
続いて、”左野ミサキ”くんの巧みなドリブルとテクニック。
中央で、”我強点取”くんが「ヘイヘイヘイヘイ」要求してます。左野くんの、1年生とは思えぬスルーパス!しかし我強くんはまだ反応できず…何やらブーブー言うてます。気が強いなー…
因みにこのエース3人の記事はこちらとこちらその後もエース3人を中心に、最強メンバー達がボコボコ点を決めて気付けば一方的な展開で試合終了。
「めちゃめちゃ強いやん長男のチーム!」
え?長男ですか?イヤだな、ちゃんといましたよ?後ろの方にポツンと( ´∀` )/
少年団いた頃にやっていたあの光景(試合中空に絵を描いていた)が蘇らんばかりの状態ですが。本人は楽しんでいたので良いのです。レベル差があっても、試合になるとそれなりに楽しめるのは彼の才能。私も彼が楽しんでいるのが見て感じら取れればとりあえずOK!だってまだ1年生だし。
そしていよいよ決勝戦へ!大事な試合で緊張しない方法とは?
その後も圧倒的な力で勝ち上がっていく長男チーム。圧倒的な力を維持したまま、ついに決勝戦までやってきました。まさかここまでくるとは!
「さすが、最強メンバーや!決勝戦もたのみますでー!?」
保護者のテンションもMAX状態です。しかし、ふとチームの選手達を観ると
「あれ?最強メンバーのエース3人緊張してる?…エースゆえのプレッシャーか?」
不思議なもので、全然、試合で役に立たないどころか、普段の練習でも相手にされない”長男の方が緊張しない”とかウケるって思いました。何なんでしょう…何なんですかコレ?(。´・ω・)?
後に、長男は自信をつけることに成功しますが、最強メンバーのエース達は相変わらず最強のまま。でも、大会の決勝戦や重要な試合は、必ず長男にボールが集まってきました。勝負どころでも関係なく平常心に近いメンタルで挑めたからです。詳しくは以前の記事に書いてあるのでそちらをぜひご覧ください。
試合は楽しんだもの勝ちです。緊張も必要ですが楽しめるようなメンタルに持ってくのは”親の役目”
決してプレッシャーを与えすぎないようにしましょう!
「サッカーでは試合は一番楽しいもの。過度な緊張は勿体ない」
これを逆算し、自分の子供の性格に合わせて”ポジティブな方向に持って行けるような声掛け”をしていく事が大事かと思います。サッカーはメンタルスポーツ。小さい頃からポジティブ思考でいることは大きくなってから本当に役立つので、親御さんの声掛けには気を付けましょう。
逆に、元の性格がちょっと”緊張しいのお子さん”の場合
「緊張があったほうが力を発揮できるんだよ?」ゾーンに入りやすいから
とか、
「活躍しなきゃ!とか、勝ち負けとか、余計な感情を捨てて、一回シンプルに考えてみ?」
「サッカーしにいくだけだよ?」
緊張につながる余計な要素を取り除いてあげて、できるだけ”シンプルに物事を捉えられる様な声掛け”をしてあげることもおススメです!
決勝戦!試合開始!
「ピー!」
笛の合図とともに”試合開始”です!
相変わらず緊張で動きの硬い”エース三人衆” 緊張からかミスが目立ち、中々ゴールに近づけません!しかし全体的には押している試合展開。これはイケるんじゃないか!?期待が膨らみます!
相手チームに目をやるとFWに、何型の巨人ですか?wと問いたくなる程明らかに”デカい子”が…
「デカいなあの子…」
すると、突然相手のGKからロングキックがトップの”デカい子”に向かって放たれました!
「カウンターです!」
大きい体を活かしたフィジカルとスピードに、最強メンバーですら成す術なく、ゴールまでゴリゴリドリブルされました…いやー、衝撃映像です!
そのままシュート!
「ピー!」
相手チームのゴールです!
たった一人の力でゴールされました…
個人の力でやられる程メンタルにくるものはありません。最強メンバー明らかに弱気になっています…さすがのコーチも「シーン…」となってしまっていました…
とその時!
「こっからだぞー!」
左野くんのパパさんの檄がとびます。ハッとなったコーチが、前向きなコーチングに戻ってくれました。その後も懸命に攻めるものの、気付けば相手のトップの選手にハットトリックを許されて意気消沈...涙を流すママさんもいるくらい位、どうしようもない絶望感に満ち溢れていました。
「バ、バケモンや…ハンパないってぇ…普通できひんやん!あんなことぉ…」
みんながうな垂れて落ち込む中、長男を見ると…
「空に絵を描いてるぅー♪」
マイペースですな…
試合は、結局挽回できずに終了。
準優勝に終わりましたが、準優勝でも十分すごいです!
「世の中にはまだまだスゴイ選手がいるものだなー」そんなことを思わされた大会でした。因みに試合後、落ち込む選手達を横目に長男は「楽しかったー」と笑顔で感想を述べていましたꉂꉂ(˃᷄ε ˂᷅ ๑))ぷっ
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