【砂漠探訪!】サウジアラビアが生んだドリブルの魔術師2傑!“緑の鷹”たちの華麗なる砂漠の舞に迫る!
こんにちは!
今回は西アジアの強豪国、灼熱の砂漠が生んだ、華麗なるテクニックと意外性を持つドリブラーたちを輩出してきた国、サウジアラビアに焦点を当てたいと思います。
サウジアラビアのサッカーと聞いて、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
オイルマネーに支えられた豊かな国内リーグ、そしてワールドカップでの数々のサプライズ。そして何よりも、中東の選手たち特有の、柔らかいボールタッチと、相手の意表を突く独創的なドリブルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
今回も、私が個人的にそのプレーに心を奪われ、その華麗かつ予測不能なドリブルに何度も唸らされた、愛すべきサウジアラビアのドリブルマスターたちを厳選して2人、ご紹介させていただきます。
それではどうぞ!
∖自主トレに最適なサッカートレーニングプログラム♪/
サイード・オワイラン ~砂漠のマラドーナ。W杯史に残る伝説の“6人抜き”ドリブラー~
まず最初にご紹介するのは、この選手を抜きにしてサウジアラビアのドリブルは語れません!1994年アメリカワールドカップで、あのマラドーナを彷彿とさせる伝説的な「6人抜きドリブルゴール」を決め、世界中を驚かせた「砂漠のマラドーナ」、サイード・オワイラン選手です。
オワイラン選手のあのドリブルは、今でもワールドカップ史に残る最高のゴールの一つとして語り継がれていますよね。自陣深くからボールを受けると、驚異的なスピードと、全くブレないボールコントロールで、次々とベルギーの選手たちを置き去りにしていく。その姿は、まさに砂漠を疾走する鷹のようでした。彼のプレーは、サウジアラビアだけでなく、アジアの選手が世界を驚かせることができるということを、強烈に証明してくれました。
サーレム・アッ=ドーサリー ~緑の鷹の現エース。大舞台に強い“アラビアン・メッシ”~
現代のサウジアラビア代表を牽引する絶対的エースであり、そのテクニックから「アラビアン・メッシ」とも称されるのが、サーレム・アッ=ドーサリー選手です。クラブワールドカップやワールドカップといった大舞台で、強豪相手にゴールを決めるなど、その勝負強さは折り紙付き。
アッ=ドーサリー選手のドリブルは、中東選手らしい柔らかいボールタッチと、相手の逆を取るのが非常に上手い、技巧的なスタイルです。細かいステップと鋭い切り返しで相手を翻弄し、決定的なパスや強烈なシュートでゴールを陥れる。特に、右サイドからカットインして左足で放つシュートは、彼の得意な形の一つですね。彼のプレーは、現代サッカーにおいてもテクニックと駆け引きがいかに重要であるかを示しています。
まとめ
さて、今回は砂漠の国サウジアラビアが生んだ、華麗なるドリブラーたちをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
伝説の6人抜き、サイード・オワイランの歴史的な独走ドリブル。
緑の鷹の現エース、サーレム・アッ=ドーサリーの技巧と勝負強さ。
彼らのプレースタイルは実に多彩ですが、その根底には中東の選手たち特有の柔らかいボールタッチと、大胆不敵な発想、そして国の誇りを背負って戦う強い意志が共通して流れているように感じます。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
皆さんの心にも、砂漠の鷹のような、鋭く、そして華麗な魂が宿りますように!