PR

【ボクサカ流サッカー実験室】メッシの“あのまた抜き”はなぜ決まる?フットサルで成功した「奇跡の瞬間」を解剖してみた!

サッカー個人技研究所

こんにちは!ボクサカです。

突然ですが、皆さんはリオネル・メッシ選手の「また抜き(股抜き)」を見たことがありますか?

派手なまたぎフェイントをするわけでもないのに、相手がボールを奪いに来た瞬間、スッと股の下を通してしまう、あのプレーです。

「あれ、どうしても再現してみたい…!」

そんな私の個人的な欲求から始まった、ある日のフットサルでの「サッカー実験」

そこで起きた、自分でも信じられないような成功体験と、後になって分かった

「なぜ、あの時相手は股を閉じることすらできなかったのか?」

という衝撃の科学的理由について、今日はマニアックに語らせていただきます!

それではどうぞ!

実践レポート:フットサルで起きた「チョーウメー!!」の瞬間

まずは以下の動画をご覧ください。

フットサルでの出来事。私は常々、メッシの
「相手を引き付けて、体を入れようとしてきた瞬間に、アウトサイドでチョン(※動画では、つま先やインサイドでもまた抜きしています)」というまた抜きをイメージトレーニングしていました。

そして、その時は訪れました。

味方がボールを奪い、私にパスが渡る。
相手は前のめりになっていたため、カウンターのチャンス!

私がゴールに向かってドリブルを開始すると、
猛然とボールを奪い返そうと、相手DFが斜め後ろから迫ってきました。

「来た!」

そこで、私が狙った股抜きプレーの狙い方(やり方)は、次のとおり。

  1. 斜め後ろからのプレッシャーに、軽くスピードを落とし、相手DFを誘います。
  2. 相手DFが、私の前に体をねじ込み、ボールを奪おうとした、その瞬間。
  3. 前に進んでいる状態から「急激なストップ」
  4. アウトサイドで「チョン」とボールをつつきます。
  5. 入れ替わるように抜く形になります。

まさに気分は「マタドール」。

その瞬間、
相手チームのメンバー(某超強豪高校出身の方でした※もう一つの自慢ポイント(笑))から、
「チョーウメー!!」
という叫び声が上がりました。

正直、成功した私自身が一番驚いて照れてしまい、
すぐに前の人にパスしてしまいました(笑)。もったいない…

でも、この実験は大成功。
試合に勝つとかどうとかは度外視。

「狙って相手の股を抜く」という仮説が実証された、最高に楽しい瞬間でした。

パパサカ
パパサカ

一度感覚を掴めれば、角度が変わっても応用できると思います。

ボクサカ流解剖:なぜあの時、相手は「股」を開いてしまったのか?

さて、ここからは、「なぜ今のプレーが成功したのか?」の深掘りタイムです!

リサーチ結果と照らし合わせると、あの瞬間の私のプレーは、
専門家の視点から見ても、理にかなった“必殺のロジック”に基づいていたことが分かりました。

① 「体を入れようとする」=「股を開く」というパラドックス

私が狙った「相手が体を入れようとしてきた瞬間」

実はこれ、守備者にとっては「物理的に股を開かざるを得ない瞬間」だったのです。

守備の基本は「相手とボールの間に体を入れる」こと。

でも、走っている相手の前に体を割り込ませてブロックするには、強く地面を踏ん張る必要があります。
強く踏ん張るためには、足を大きく広げて重心を落とし、安定させる必要がある。

つまり、相手DFが「よし、体を入れて奪うぞ!」と本気になればなるほど、
物理的な必然として、足幅(スタンス)は広がり、股下のゲートは最大級に開いてしまうのです。

私は、相手が守備を頑張ろうとしたその力を、逆手に取ったわけですね。

② 慣性の法則と「不可逆点(ポイント・オブ・ノー・リターン)」

そしてもう一つ、決定的な要因があります。それは「慣性」です。

相手は猛然とダッシュして私に近づいてきました。そして、体を入れようと最後の一歩を大きく踏み出した。
この「足が地面に着地し、体重が乗った瞬間」ここが勝負の分かれ目でした。

人間の体は、一度強い力がかかった方向(この場合は前方へのダッシュと、私への割り込み)に対し、急には止まれません。

踏み出した足に全体重が乗り、慣性が働いているそのコンマ数秒間、
相手は「股を開いた状態でロック」され、足を閉じることも、止まることもできない状態(不可逆点)に陥っていたのです。

私の「チョン」は、相手が物理的に動けないこの絶好のタイミングを突いていたのです。

③ メッシ流「誘い」の極意

私が立てた仮説にもとづき、意図的に行った「引き付ける」という行為。

ボールをさらして相手に見せることで、相手の脳に「今なら奪える!」という信号を送る。
すると相手は反射的に「奪うための運動プログラム(=体を寄せる)」を実行してしまいます。

つまり、相手を「奪いに来させた」時点で、勝負は私の勝ちだったのです。

これは、相手の“矢印”とは逆方向へ動く練習を自主練で重ねていたことが、生きたのだと思います。
ちなみに、この感覚は長男との練習にも活かすことができました。(相手の矢印を折る練習の記事はこちら

こういう感覚的な技術習得は、フットサルのような狭いコートの方が掴みやすいかもしれません。

(止まって、相手の矢印を見て、逆を取る)を一度掴むと、「相手が激しく来るほど簡単に抜ける」という感覚がつかめると思います。

▼150本以上の自主トレーニング動画が見れる

結論:これは「偶然」ではなく「実験」の成果だ!

あの時の「チョーウメー!!」という称賛は、単なるまぐれに対するものではありませんでした。
「相手の矢印(勢い)を利用し、相手が物理的に動けなくなる瞬間を狙って、最小限の力で無力化する」
これはまさに、メッシが世界最高峰のDFたちをきりきり舞いさせているメカニズムそのものだったのです。

サッカーは、ただ走って蹴るだけのスポーツではありません。
相手の心理を読み、物理法則を利用する、高度な頭脳戦であり、実験の場でもあります。

「試合で使えるかどうか?」な視点ももちろん大事な要素ですが
「こうやったら、どうなるかな?」
そんな好奇心を持って、自分なりの「サッカー実験」を繰り返すこと。

それこそが、誰も予想できないスーパープレーを生み出す、一番の近道なのかもしれません。

皆さんも、明日の練習でちょっとだけ「実験」してみませんか?
失敗しても大丈夫。成功したら、心の中でガッツポーズして、照れ隠しにパスしちゃいましょう!(笑)

パパサカ
パパサカ

飽くなき探求心こそが、上達のいちばんの原動力になるという事。
私自身の経験から分かった事でもあります。

次回へ続く!

タイトルとURLをコピーしました