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【ボクサカの読書感想文】三笘薫?スペイン流?今、本当に読むべきドリブル本はどれ?

サッカー用具

【ボクサカの読書感想文】三笘薫?スペイン流?今、本当に読むべきドリブル本はどれ?

こんにちは!

本屋さんに行ったり、インターネットを眺めていると、本当にたくさんのサッカーのドリブル教本がありますよね。「どれも良さそうに見えるけど、一体どれがうちの子に合っているんだろう?」と、その情報の多さに、ちょっぴり途方に暮れてしまうこともあるのではないでしょうか。

私も、息子たちと「どんな練習がいいかな?」と話しながら、色々な本を読み漁ったものです。

そして気づいたのは、現代サッカーにおける「ドリブル」は、もはや単なる派手な個人技ではなく、「いつ」「どこで」「何のために」仕掛けるかという、“頭脳”を使う、非常に奥深い戦術になっているということです。

そこで今回は、私が皆さんに代わって、今、特に人気があって売れているドリブル本を徹底的にリサーチ!

それぞれの本が持つ素晴らしい「個性」と「哲学」、そして「どんなお子さんにピッタリか」を、分かりやすく解き明かしていきたいと思います。

この記事を読めば、きっとお子さんの成長を後押ししてくれる、“最強の一冊”が見つかるはずですよ!

それではどうぞ!

1対1の“なぜ?”を解き明かす!三笘薫選手『サッカードリブル解剖図鑑』

まず最初にご紹介するのは、この本をおいて現代のドリブルは語れないでしょう!我らが日本の至宝、三笘薫選手が自らの言葉でその秘密を明かした、

『サッカードリブル解剖図鑑―相手を抜くための論理的思考』です。

いやぁ、ついにこの時代が来ましたか!

世界のトップで戦う現役選手が、自らのドリブルの秘密を、惜しげもなく言葉にしてくれるなんて…。感動で胸がいっぱいです!

【この本の“魂”はココだ!】
この本の最大の魅力は、副題にもある通り、
「相手を抜くための論理的思考」に徹底的に焦点を当てている点です。
従来の教本が「こういうフェイントをしよう」という“やり方(How)”の紹介が中心だったのに対し、
この本は「なぜ、この動きで相手は抜けるのか?」という“カラクリ(Why)”を、科学的かつ論理的に解き明かしてくれます。

三笘選手の代名詞とも言える、あの爆発的な加速を生み出す「反発ステップ」のメカニズムなど、彼のドリブルの源泉となっている思考と技術が、豊富なイラストと共に「解剖」されているんです。

【こんな君に、こんな親子におすすめ!】

  • ある程度サッカーの基礎ができていて、もっと深く「1対1の駆け引き」を探求したい、向上心あふれる小学校高学年~中学生のお子さん。
  • お子さんに「なんで今のプレーはダメだったの?」と聞かれた時に、感覚ではなく、論理的に説明してあげたいと考えている親御さんや指導者の方。
  • そして何より、三笘選手のプレーを見る目が変わり、サッカー観戦を何倍も楽しみたい、全てのサッカーファン!

この本は、ドリブルを「感覚」から「思考」へと進化させてくれる、まさに革命的な一冊だと私は思いますよ。
もし気になった方は、

で、詳しい内容をチェックしてみてくださいね。

試合の流れを変える“判断力”を養う!『スペイン流2大テクニック』

次にご紹介するのは、三笘選手の本が「個」の突破力を極めるための本だとすれば、こちらは「チーム」の中で輝くためのドリブルを教えてくれる、

『スペイン流2大テクニック運ぶドリブル&抜くドリブルをマスターする本』です。

私がフットサルに夢中になっていた頃、まさにこれが重要だったんですよ!狭いコートでは、闇雲に仕掛けるだけではすぐにボールを失ってしまう。いつ運び、いつ勝負するのか。その「判断力」こそが、勝敗を分けるんです。

【この本の“魂”はココだ!】
この本が教えてくれる、スペインの育成現場の常識。それは、ドリブルには2種類ある、ということです。

  1. 運ぶドリブル(Conducción): 相手がいない安全なスペースにボールを動かし、チームの形を整えたり、攻撃のリズムを作ったりするための、いわば「チームのためのドリブル」
  2. 抜くドリブル(Regate): DFと対峙し、相手を直接出し抜いてチャンスに直結させる、「ここ一番の“勝負”ドリブル」

この二つを、試合の状況に応じて的確に使い分ける「判断力」こそが、現代サッカーでは不可欠。この本は、そのための考え方と具体的な練習法を、体系的に教えてくれるんです。

【こんな君に、こんな親子におすすめ!】

  • ドリブルは好きだけど、「いつ仕掛けるべきか」「どこにボールを運ぶべきか」という判断に課題を感じているお子さん。
  • サッカーをチームスポーツとして、より深く理解し始め、戦術的なプレーに興味が出てきたお子さん。
  • 日本の育成現場に精通した指導者と、スペイン現地の指導者が監修しているので、日本の子供たちにも分かりやすく、実践しやすい内容を求めている親御さん。

「個」の力だけでなく、周りを活かし、試合の流れを読む「賢い」ドリブラーを目指すなら、この一冊は最高の教科書になってくれるはずです。
もし気になった方は、

で、その内容を確かめてみてください。

全ての土台!テクニック以前の“体の使い方”から学ぶ本

三笘選手のような論理も、スペイン流の判断力も、それをピッチで表現するためには、大前提として「自分の体を意のままに操る」能力が不可欠ですよね。

どんなに凄いエンジンを積んだスーパーカーでも、タイヤがちゃんと地面についていなければ、速く走れないのと同じです。

そこで、三冊目としてご紹介したいのが、谷田部真之助さんの

『10歳までに差がつく! サッカー』のような、テクニック以前の「正しい身体動作」に焦点を当てた書籍です。

【この本の“魂”はココだ!】
この種の本が教えてくれるのは、ボールの蹴り方やドリブルの仕方、その前に!サッカーが上手くなるための「正しい立ちかた」「正しい走りかた」といった、全てのプレーの土台となる体の使い方なんです。 一見、遠回りに見えるかもしれません。でも、この土台がしっかりしているかどうかで、将来的な技術の伸びしろや、怪我のしにくさが、全く変わってくるんですよ。

まとめ:我が子に合う“最強の一冊”は、きっと見つかる!

さて、今回は今人気のドリブル本を、ボクサカ先生なりに分析・紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

  • 1対1の突破力と思考法を極めたいなら… → 三笘薫選手『サッカードリブル解剖図鑑』
  • チームの中で輝く、賢いドリブラーを目指すなら… → 『スペイン流2大テクニック』
  • 全ての技術の土台となる、体の使い方から学びたいなら… → 『10歳までに差がつく! サッカー』などの基礎動作本

どれも素晴らしい本ですが、一番大切なのは、お子さんの今のレベルや、どんな選手になりたいか、という目的に合った一冊を選んであげることです。

そして、本を一度読んで終わりにするのではなく、お子さんのプレーを見ながら、「この前の本に書いてあった、あの動きに似てるね!」「このプレー、スペイン流で言うと“運ぶ”ドリブルだね!」なんて、親子で対話するきっかけにしてみてくださいね。

パパサカ
パパサカ

次回へ続く!

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