【ボクサカのテランガ探訪！】セネガルが生んだドリブルの野獣4傑！“テランガのライオン”たちの圧倒的フィジカルと爆発力に迫る！

こんにちは！

アフリカ大陸のドリブラーを巡る旅、今回は西アフリカの強豪国であり、その驚異的な身体能力とダイナミックなプレースタイルで世界を驚かせてきた国、セネガルが生んだ、野獣のようなドリブラーたちに焦点を当てたいと思います。

セネガルのサッカーと聞いて、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか？

アフリカの選手たち特有の、圧倒的なフィジカル、バネのような身体能力、そして何よりもそれを活かした爆発的なスピードと、ゴールへ突き進む力強いドリブルを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか

今回も、私が「これぞアフリカン・パワー！」と感嘆し、そのダイナミックかつ予測不能なドリブルに何度も唸らされた、愛すべきセネガルのドリブルマスターたちを厳選して4人、ご紹介させていただきます。

それでどうぞ！

サディオ・マネ～リヴァプールの英雄。世界を制した笑顔のスピードスター～
2. イスマイラ・サール～プレミアリーグを切り裂く快足ウインガー～
ケイタ・バルデ～バルサ育ちの異端児。セリエAを沸かせた技巧派ドリブラー～
エル＝ハッジ・ディウフ～2002年の英雄。ピッチをかき回した“シリアルキラー”～
まとめ

サディオ・マネ～リヴァプールの英雄。世界を制した笑顔のスピードスター～

まず最初にご紹介するのは、この選手をおいて現代セネガルサッカーは語れません！
リヴァプールでチャンピオンズリーグやプレミアリーグ制覇に大きく貢献し、バイエルン・ミュンヘンでもプレーした、世界最高峰のアタッカー、サディオ・マネ選手です。

マネ選手のドリブルは、爆発的な初速とトップスピード、そして相手DFとの駆け引きの中で、一瞬で置き去りにする鋭さが最大の魅力です。彼はただ速いだけでなく、ゴール前での冷静沈着なフィニッシュや、味方を活かすパスも超一流。

その献身的な守備もまた、彼の素晴らしいところですよね。彼のプレーは、現代サッカーで求められるウイングの全ての要素を高次元で兼ね備えています。その笑顔とは裏腹の、ピッチ上での獰猛なまでのプレーは、まさにライオンそのもの。

2. イスマイラ・サール～プレミアリーグを切り裂く快足ウインガー～

イングランドのワトフォードなどで活躍し、その圧倒的なスピードでプレミアリーグのDFたちを恐怖に陥れたのが、イスマイラ・サール選手です。

彼の武器は、とにかくその快足と、そのスピードを最大限に活かした縦へのドリブル突破。

サール選手のドリブルは、ボールを持ったら迷わずゴールへ向かって仕掛けていきます。相手DFが対応する前に、そのスピードで一気に置き去りにしてしまう。そのプレースタイルは、見ていて非常に爽快で、チームの攻撃に大きな推進力をもたらします。彼のプレーは、スピードがいかにシンプルで強力な武器であるかを、改めて教えてくれますね。

ケイタ・バルデ～バルサ育ちの異端児。セリエAを沸かせた技巧派ドリブラー～

FCバルセロナのカンテラ（下部組織）で育ち、イタリアのラツィオやインテル、フランスのモナコなどで活躍した、ケイタ・バルデ選手。

彼は、セネガルの選手としては珍しく、南米の選手のような柔らかいボールタッチと、相手を翻弄するトリッキーなドリブルを武器とする技巧派です。

ケイタ・バルデ選手のドリブルは、細かいボールタッチと鋭い切り返し、そして予測不能なフェイントが特徴。DFにとっては、彼が次に何をしてくるのか全く読めず、非常に厄介な存在でしょう。そのプレーは、セネガルサッカーの持つ多様性を示していますね。

エル＝ハッジ・ディウフ～2002年の英雄。ピッチをかき回した“シリアルキラー”～

2002年の日韓ワールドカップで、開幕戦で前回王者フランスを破る大金星を挙げ、世界中に衝撃を与えたセネガル代表。その中心にいたのが、このエル＝ハッジ・ディウフ選手でした。そのアグレッシブで予測不能なプレーから、「シリアルキラー」の異名を取りました。

ディウフ選手のドリブルは、独特のリズムと、相手を挑発するかのような大胆不敵な仕掛けが魅力でした。技術の高さはもちろんのこと、その強いメンタリティで相手DFに立ち向かっていく。彼のプレーは、まさに「テランガのライオン」の魂を体現していましたね。リヴァプールやボルトンなど、イングランドでも長く活躍しました。